来月１６日投票の総選挙。一票の格差による違憲状態で、司法から選挙無効と言われないかというのは杞憂でしょうか。報道でも大きく取り上げられています。このことも大事だとは思いますが、もっともっと大きな問題があるでしょう。二大政党制をめざした小選挙区制です。国会議員選挙は首長選挙とは違うのです。比例を併用していても、いわゆる（第一党の）チルドレンを生みやすいというのが現実です。死票が多く、独裁政治に都合の良い「小選挙区制」こそが元凶ではないかと思います。憲法の上にあぐらをかいている政治から、憲法に従う政治に変えていく必要があります。例えば選挙区の定数を最低２とし、有権者数に応じて定数を追加することにすれば、「格差是正裁判」から司法の方々も解放されるのではないですか？「小選挙区制」と「定数の格差」、私は森と木ぐらいの問題の格差を感じています。