２００７年秋、仕事中NHKFMに合わせたとたん、高等学校合唱コンクール関東大会。杉並学院が紹介されて何となく聴き入っていたら、すごくいいと思いました。当然、全国大会出場となりました。私は、特に選曲が良かったのだと思いました。話はそれますが、長女が翌年この学校に入学しまして、入学式に合唱部員１０名ほどが校歌を歌って聞かせてくれました。ビデオに撮っておくべきだったと悔やむくらい感激しました。　私が合唱のすばらしさを知ったのは２００５・５・１０NHKプロジェクトXで取り上げられた淀川工業高校の合唱部のコーラスでした。この番組でNHKの過剰演出が問題となって後味の悪いものになってしまいましたが、私にとっては何の演出がなくても感動に値しました。同校合唱部のCDが手に入るものなら購入したいとおもっています。検索をかけたところ、現在は淀川工業高校グリークラブとなっていて、「教師C」という顧問の先生のことを歌った曲を聴いて、面白いとおもいました。　毎週月曜日の夜１０時からBS日テレで、「フォレスタ」というグループによる合唱を楽しみにしていますが、５月２８日は軍歌一色。「麦と兵隊」は好きですが、軍歌のコーラスは面白くない上に楽しくない。「BS日本・こころの歌」ということで、かなり昔の曲が多く取り上げられていて、彼らのコンサートの観客は、私よりも年上のひとがほとんどです。番組の中で最近ニューミュージック系の曲も歌ってくれるようになりましたが、まだまだ不満です。中高生が学校で教わっている「合唱曲」など、いい歌がたくさんあるので、ぜひ取り上げて欲しい。プロの歌い方を聴いて、子どもたちが更にレベルアップし、「フォレスタ」のコンサートに、１０代の少年少女でいっぱいになる日もありだと思うのです。思い出の歌だけでなく、若い心の歌も今の日本には必要だと思うのです。