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3・11の大震災から


直接被災している訳ではないのに、何も手につかない気分でいます。ふるさとが大変なことになっているのだから当然です。仙台の若林区に住む同級生もいます。福島の場合、地震、津波よりも原発事故による放射能が人々を苦境に追い込んでいます。近くプルトニウムの汚染がどうなっているかが発表されるでしょうが、どんな結果であっても、本当に正確なデータを出してほしい。それが的確な対策をとるための第一歩になるし、それでこそ国民が危機を共有できると思います。
 3・11から1週間あまりたって、福島県庁の様子や、原発事故で3号機がプルサーマル運転中だったことが報道されたときに思い出したことがあります。それはプルサーマルにイエスと言わなかった前の知事が、昨今、大変な実績が明るみになる前の検察に起訴され、辞任に追い込まれたことです。事故当日プルサーマルがやられていたというのは知事が変わったからです。何か、前知事を引きずりおろすための強い意志を、その起訴の中にあるのではないかと想像せずにはいられません。(前知事)佐藤栄佐久氏も東電の言うことをきいていたら、長年、知事をつとめ原発を初めて福島県に誘致した木村守江氏のように、不動の知事でいられたものを。
 原発事故にともなって、屋内避難ということがいわれて思い出すのは2009・8・3だったか、テレ朝で放送された「エノラゲイ」が広島に原爆を投下するまでの飛行ルートに関することです。番組では人々が防空壕に入っていたら、犠牲者が十分の一ですんだということでした。それを知っていた米軍(エノラゲイ)が、いきなり原爆を投下しないで、広島上空から東に旋回していって、空襲警報が解除になったころを見計らって原爆を落としたということでした。参考になってほしくない話ではありますが、放射能対策の一番は外に出ないことなんだと納得しました。
 もう一つ強く思ったことは、何事においても対立することを避けたり、無視したりするのではなく、互いに認め合うこと、そして話し合うこと。そういうことが当たり前の社会でないと、名ばかりの危機管理しかできないものなのだということです。

阿佐谷北治療院

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