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採算度外視の原子力発電、誰が何の為に


先日の七夕の日、朝のTVでは、電力不足というけれど大口の所が15%減でなく5%減にするだけで、一般家庭が節電しなくても足りるという事を説明していました。その日の夜のニュースステーションでは、原子力発電は他の発電に比べても、決して安くない。かなりの経費を計算に入れていないということを大学の先生がわかりやすく解説してくれました。
 でも、わからないのは大学教授がTVで話をしたのは、電力会社が本当のことを言わないからで、当の電力会社は、そんな事は百も二百も承知のはずということです。年中、事故があって稼動できない事態を引き起こして、「中継ぎ」としても当てにならない上に、他の発電に比べリスクが大きく経費も安くない原子力発電を、なぜ電力会社が「先発ピッチャー」扱いにしなければならないのか? 経営者が普通の考えの持ち主ならば、とっくに「戦力外」にするでしょう。お荷物になることがわかっていて引き受けるには、理屈を超える力が働いているとしか考えられません。「わが国」と言いたいところですが、この国には「闇将軍」サマがいらっしゃるのではありませんか?国会の証人喚問があったら、ぜひ東電社長にお聞きしたい。あなたは誰に、「イヤ」と言えないのですかと。

阿佐谷北治療院

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