この３つに共通しているのは、患部の疲労の蓄積がベースにあって、何らかの誘因でおこることです。それは冷えであったり、急激な運動、無理な姿勢をとったとかです。そして動くときに激痛がくるために、こわくて途方にくれてしまいます。しかし、症状の割には患部が赤いとか、腫れているわけではないんです。
　お医者さんは「三日以上安静にしていれば治ります」と言われると思います。そのとおりなんですが、現実は休めない仕事をもっている人が多いのです。ではどうするか？結局は動かすこと、早く治療することが大事です。つまり多少の痛みはあっても「動かすことができた」という自信を持ってもらえる所までが治療になります。
　寝違いはくびのほかに肩も、五十肩は肩のほかに背中も、ギックリ腰も腰のほかに背中をみることは、解決への最低条件です。