花粉症対策に、昨年、一昨年と同じ皮内針で、今年は目の近くをやめて、鼻に「目」を向けました。刺鍼の部位は目の内端と鼻翼の端の中点より２～３ｍｍ鼻よりで、鼻の斜面を１～２ｍｍのぼった所。針は頬から鼻に向けて真横に、尚且つ頬と水平に刺します。片側だけで十分効果があり、それは目の近くにした時と同じです。ただ前のようにマスクをしないでいたら、２～３月にかけて風の強い日が２～３日あって、かなり吸い込んでしまったらしく喉をやられてしまいました。今年は特別、花粉の量が多いと実感しています。家族全員が花粉症で、私はタダのハリでやり過ごしているのですが他の者は皆、薬を飲んでいます。とりあえず何とかこの時期を乗り越えられそうです。先日、長女がお箏に鼻水が落ちては困ると言うので、練習会と演奏会の日に針をしてやりました。私以外では初めて、その効果を実証することができました。針の柄の小さい丸い部分は、透明のテープで固定します。鼻ピアスをしていると思えば、冒険心を満足させられるし、マスクをすれば隠せます。花粉症には薬を選択するひとばかりでしょうから、針は私一人でやっていきます。将来、日本のTPP参加で医療の風景が激変したとき、鼻ピアスのようなものが流行るかも知れません。